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無免許運転で略式裁判(再び)
2007 / 02 / 08 ( Thu )
またしても無免許運転の略式裁判に付き添ってきました。昨年の12月に続き2度目です。
有効でない国際免許で運転したという点は同じなのですが、前回の勘違いとは違い、今回は単に有効期限が切れていたので、「しょうがないね」というのが正直な感想です。

前回は地方検察庁の下の区検察庁に呼び出されたのですが、今回届いた書類に書かれていたのは地方検察庁そのものでした。
まずは要連絡とも書かれていたので電話すると、通訳は何語を希望するかと尋ねられました。「えっ?!そんなことをしてくれるんですか?」と驚くと、警察官と日本語でコミュニケーションがとれなかった場合は、外国人自身が内容をきちんと理解した上で手続きを受けられるように第三者の通訳を用意することになっているとのこと。へぇ~!そんな制度があるとは知りませんでした。公平であるべき司法の手続きですから当然といえば当然なんですけど、この日本でそういう制度が整っているのは意外でした。
通訳手配の都合上、地方検察庁の本庁に呼び出したそうです。

さて、当日になり地検に行ってみると、「調室」と書かれた小部屋がずらっと端から端まで並んでいる廊下の片隅にある待合室で待たされました。しばらくすると通訳の人が到着し、取調べ(といっても違反事実の確認だけですが)が始まりました。私は待合室で待機です。数十人の違反者でごったがえしていた区検察庁とは全然違い、待合室に座っているのは私ともう一人だけ。その人もじきに呼ばれて別の調室に入っていきました。

取調べが終わると、書類が裁判所へ回り罰金の命令が下りるまで、また同じ待合室で待たされたのですが、これが長かった。2時間弱が過ぎ12時になってもまだ呼ばれません。一旦、昼食をとろうと廊下に出ると、なんと数人の警備に囲まれお縄をつけられた方が調室から出てきたところに遭遇!!思わず隣の外国人と目で会話してしまいました。。。

昼食後すぐに呼ばれ罰金を支払い手続きは終了したのですが、罰金額は26万円!!内訳は聞いていませんが、おそらく自動車の無免許運転が20万円と30km/h超のスピード違反が6万円と思われます。事前に電話連絡した時に目安額として聞いていたので、心も財布も準備していたでしょうが、いざ現金で一括払いするとなると、「高すぎる」とぼやいておりました。
ちなみに、支払わないと刑務所で働かされるそうです。1日5千円の換算で。

松崎しげるさんも20万円支払うのでしょうね。もっとも彼にとっては痛くはない額?。
ちょうど先日「国際免許を持っているのに運転できない?!」の記事で、松崎さんがひっかかってしまった道路交通法をとりあげたところでした。彼のように、ひっそりと改正された法律を知らずに無免許運転をしてしまっている人はたくさんいるんじゃないでしょうか。。。


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外国の免許を日本の免許に切り替える
2007 / 02 / 02 ( Fri )
前回、日本では国際免許で運転するのに制限があると書きました。これを守らず運転すると無免許運転になり、高額な罰金が科せられてしまいます。そんなことにならないよう、日本で運転をするならできるだけ早く外国の免許を日本の免許に切り替えましょう。ではその手続きは?

切り替えには、有効な外国の運転免許を持っているだけではだめで、その免許をとった後、その国に3ヶ月以上滞在していたことが条件になります。

必要書類は、外国の運転免許証、その免許証の日本語訳、パスポートなど免許をとった国に3ヶ月以上滞在していたことを証明する資料、住民票の写しか外国人登録登録証、写真1枚、手数料(申請料:普通自動車2400円、原付1650円 交付手数料:1650円か2100円*)です。
*免許証がICカード化されている都道府県の場合
免許証の日本語訳は誰が訳してもいいというわけではなく、免許を発行した国の行政庁か領事機関(在日大使館か領事館が該当)かJAFによる翻訳と決められています。JAFだと、たいていは依頼したその日に翻訳文がもらえ、手数料は3000円です。郵送でのやり取りも可能です。(詳しくはこちら
話はそれますが、JAFは外国語版「交通の教則」の販売も行っています。英語、スペイン語、ポルトガル語、中国語、ハングルの5ヶ国語です。JAFがこんなサービスをやっているなんて、外国人と関わるようになるまで全然知りませんでした。

さて、書類が揃ったら、各都道府県の運転免許センターへ行って手続きです。
書類を提出したら、適性試験(視力検査)を受けます。
その後、知識確認(学科試験)、技能確認(技能試験)と続くのですが、この2つが免除される国が22カ国あります。アイスランド、アイルランド、イギリス、イタリア、オーストリア、オーストラリア、オランダ、カナダ、韓国、ギリシャ、スイス、スウェーデン、スペイン、デンマーク、ドイツ、ニュージーランド、ノルウェー、フィンランド、フランス、ベルギー、ポルトガル、ルクセンブルグです。
学科試験というと自動車学校で何時間もみっちり勉強をして挑んだ記憶がありますが、外国の免許からの切り替えは運転の知識や経験があることが前提の手続きなので、問題数はたったの10問。7問正解すれば合格です。日本語がわからなくても、英語、中国語、韓国語、スペイン語、ポルトガル語、ペルシャ語、ロシア語が用意されています。(結構な言語数ですね!)
知識確認のサンプルを見つけました。標識の英語説明もあります!
技能試験はセンター内のコースを実際に運転します。もし不安なら免許センター内の練習所で練習ができます。料金は1回(1時間弱)7000円程度とちょっと高いですが・・・
両方合格すれば、その日のうちに日本の免許がもらえるというわけです。

ちなみに、この手続きは「外免切替」と業界(?)では略されます。こういう略語っておもしろい。


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国際免許を持っているのに運転できない?!
2007 / 01 / 25 ( Thu )
年末年始に帰国していた人が、憤慨した様子でやって来ました。日本での生活に慣れてきたのでそろそろ車を運転してみようと、帰国を利用して国際免許をとって日本に戻ってきたのに、運転できないと聞いた、と言うのです。これは、残念ながらその通りなのです。

国際免許の有効期間は、原則として上陸の日から1年間となっています。ただし、運転しようとする国の法律等でこの期間が短縮される場合があるのですが、日本もそういう国の一つなのです。

日本では、住民登録をしている日本人や外国人登録をしている外国人が、日本から出国し3ヶ月以内に戻ってきた場合、それ以降は国際免許の有効期間内であっても運転できず、運転すれば無免許運転となります。
(詳しくは、警視庁の運転免許手続案内のウェブページの下部に、各国語で書かれています。)

2002年6月に道路交通法が改正されこのようになったのですが、それ以前なら今回相談に来た人は運転できたわけです。国際免許が切れる→母国に一時帰国し、国際免許を取り直す→日本で運転する、を繰り返している人が、私の周りにも実際にいました。さらには、違反により免許が取り消された人もこの制度を使い、日本で運転している状態を改善するため、法律が改正されたようです。
要するに、「国際免許は旅行者等短期滞在者のためのもの。日本で生活し運転するなら、日本の免許をとりなさい。」という方針ですね。

違反をしたペナルティとして免許を取り消された人が国際免許で運転をするのは「悪用」だと思うのですが、そうでなく日本と海外を行ったり来たりする人が国際免許で運転し続けるのはどうでしょう?法律のすきまをついた「利用」?
利便性を奪われた外国人達は不満のようですが、日本政府がいうところの国際免許の意味を考えると、理屈の通る制限のような気がします。

では外国で運転の経験がある人も、未経験者と同じように日本の免許をとらなければいけないのでしょうか?いいえ、外国の免許を日本の免許に切り替える手続きが用意されているのです。それも案外簡単に。
その話は、次回に・・・


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世界遺産「高野山」の宿坊に泊まる
2006 / 12 / 21 ( Thu )
「和歌山県の高野山に行って宿坊とやらに泊まりたいんだけど、お勧めのところってある?予約もしてほしいんだけど・・・」と相談をうけました。
この辺りから高野山までは電車で2、3時間なのですが、2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界遺産に登録される前は全く尋ねられたことがなかったので、世界遺産のパワーを実感します。

そして、これまた世界遺産登録がきっかけだと勝手に想像しているのですが、ウェブサイトの英語版がちゃんとあります。
生まれた時から仏教徒といえど、お盆や不幸事なんかの行事以外は宗教とは無関係に暮らしているフツーの日本人としては、こういう仏教やお寺のことを尋ねられても説明する(しかも英語で!)のがちと辛いので、しっかりと説明してくれているとありがたいです。

今日、宿坊情報を求めてきた彼も、このサイトを見てから来ました。 "Temple Lodging" として宿坊のリストが載せられているのですが、どうやって予約をしたら良いか書かれていないのです。日本語版には予約フォームもあるし、各宿坊の電話番号も書かれているのに・・・ トップページに問合せ先として出ている宿坊組合に電話すれば、英語話者が出てくれるのかもしれませんが、それもはっきりと書かれていないし、ちょっと不親切。

結局、ある宿坊に電話をして予約をとったわけですが、旅館でさえも異文化な彼らにとって、寺院に泊まり精進料理を食すという宿坊宿泊はかなりワクワクする体験のようなので、山全体が荘厳な雰囲気につつまれた高野山を世界中の人々に味わってもらえるよう、もうひとがんばりしてもらいたいものです。

和歌山出身なもので、つい力が入ってしまいました。(笑)
高野山だけじゃなくて、紀伊山地の他の霊場もいいですよ~。温泉もいっぱいあるし、海の幸はすっごくおいしい!一度は行ってみてね!!


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国際運転免許で原付を運転する
2006 / 12 / 08 ( Fri )
1週間近くごぶさたしてしまいました・・・にもかかわらず、覗きに来て下さったみなさん、ありがとうございました!
というのも、交通違反への対応で裁判所へ付き添って行ったりして、ちょっとバタバタしていたのです。

「交通違反で裁判所へ出頭」なんて聞くと、「何事?!」とびっくりしちゃいますよね。
国際運転免許で原付に乗っていた外国人が、スピード違反取締りで引っかかってしまい、有効だと思っていた国際運転免許が実は無効であり、つまり無免許運転になってしまったのです(T_T)

私自身はゴールド免許なので罰金や違反点数に疎く、今回調べて初めてわかったのですが、30km未満のスピード違反など軽い違反では「罰金」ではなく「反則金」と言うのですね。(いわゆる青キップ) そして、無免許運転や飲酒運転などもっと重大な違反だと罰金の額が高額になるだけでなく、裁判を受けなければならないとは知りませんでした!

そもそも、彼は故意に無免許運転をしていたわけではなく、国際運転免許をとった韓国でも日本と同じように普通自動車の免許で原付を運転できるので、普通自動車用の国際運転免許で原付も運転できると思っていたのが、原付を運転するには二輪用の種類「A」の国際運転免許が必要だったのです。

でもそんなことは警察には単なる言い訳にすぎません。呼び出された日時に簡易裁判所へ出頭したわけですが、しがない田舎の簡易裁判所は建物も古く、パイプ椅子が並べられた寒~い廊下で手順もよくわからないまま数十分待たされると、外国人はもとより私までも気分はどんどん暗~く沈んでいく一方・・・

ようやく順番が回ってきたと思うと、手続きは「略式裁判」と言うだけあってえらく簡単でした。
警察官の前で違反したことに同意し、隣の部屋で検察官に「略式で進めていいね?」と言われて印鑑の代わりに拇印を押し、しばらく後に渡された紙切れに書かれた罰金をその場で支払って終了。裁判官に会うこともありませんでした。
流れ作業でどんどん罰金が徴収されていく感じ。

ちなみに彼に言い渡された罰金は、原付の無免許運転が10万円とスピード違反が1万円で11万円!!さらに、罰金などの刑事処分と違反点数の行政処分は別物なので、改めて行政処分の通知が届くそうです・・・
理由が理由なだけに気の毒としか言いようがありません。ホリデーシーズンはすぐそこだというのに・・・

そして、その日どっと疲れて職場に戻ると、なんと別の人が期限切れの国際運転免許で自動車を運転していてつかまったとの連絡が!うぅぅぅ~、なんてタイミングなのよーーっ!
一度経験しているだけに、やたらすらすらと違反制度や裁判の流れを説明できてしまうのが何だかおかしい。
いろんな質問や相談に応えているとどんどん物知りになっていくけど、この知識を自分のために使うことがありませんように~。


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